岡山県玉野市でウミホタルの観察会が開かれました。
玉野高校が毎年開いているもので、玉野市内の親子約70人が参加しました。月明かりのもと、海の中にしかけた餌入りのトラップをひっぱりあげると、たくさんのウミホタルが捕れました。
(参加した人はー) 「すごいわ、これすごくない、これ?うじゃうじゃおる、すごい」 「水色で光っとってきれいな色だった」
ウミホタルは米粒ほどの大きさで、ホタルと名がつきますが、昆虫ではなくカニやエビと同じ甲殻類です。浅い砂地に生息し、光るのは危険を知らせたり、求愛のサインといわれます。
(講師/高橋京子さん) 「びっくりさせた時と、求愛行動とかによって、シグナルが違うらしいんですよね。青い光が筋の様に見えたりとか、ボーっと見えたのが散らばって、見えたりとか色んな光り方がある」
ウミホタルは自分の体が光るのではなく、体内から2種類の物質を放出し、水中の酸素と反応することで、不思議な光りを放つということです。