西日本豪雨の発生後、初めてとなる倉敷市の定例議会が開会し、災害復興などを目的とした250億円の補正予算案などが提案されました。
議会ではまず、冒頭で黙とうを行いました。
7月の西日本豪雨で、倉敷市では約4300棟の住宅が全壊し、農業や商工業にも大きな被害が出ました。
4日の市議会では、今後の復興を図るため、過去最大となる約250億円の9月補正予算案が提案されました。被災した家屋の解体・撤去など災害廃棄物処理費用に約78億円、用水・ため池など被災した農業施設の復旧に約71億円が盛り込まれています。
さらに、今後の復興に向けて寄付金などを積み立てる災害復興基金設置の条例案が、4日承認されました。
9月定例倉敷市議会は、災害対応に配慮して会期を半分に短縮し、9月18日まで開かれます。