地域おこし協力隊のOBが自分の失敗例を紹介し、現役隊員の参考にしてもらおうという会が岡山市で開かれました。
(自治体の職員) 「地域の人たちだけでは取り組めないような、別の視点とかを積極的に取り入れて地域を盛り上げて欲しい」
(地域おこし協力隊員) 「あらかじめ思い描いていた理想と、現地の希望するものが違ってたりして軋轢というか…」 参加したのは、地域おこし協力隊員や自治体関係者など約30人です。発表会のタイトルは「失敗例から学ぶ・協力隊のしくじり先生」
(瀬戸内市 協力隊OB/浅井克俊さん) 「失敗しないんですけど、一応失敗した体で」
横浜市出身で瀬戸内市の協力隊OBの浅井克俊さんは、在任中、ママカリを使ったアンチョビ風食材「ままチョビ」を開発しました。
新商品の開発を市の担当者に相談した時は、苦労したそうです。
(瀬戸内市 協力隊OB/浅井克俊さん) 「誰が責任を取るんだという話をいわれました。グレーなものはグレーなままというのが、おすすめなポイント どうしたらいいですか?とか聞かない」
岡山県では150人以上の地域おこし協力隊員が、21の市町村で活動しています。