笠岡市の地域おこし協力隊に、これまで不登校の問題に取り組んできた元高校職員の男性が加わりました。
1日付けで笠岡市の地域おこし協力隊員に委嘱されたのは、堂野博之さん(47)です。交付式で小林嘉文市長から委嘱状が手渡されました。
堂野さんは今年3月末まで井原市の興譲館高校で通信課程を担当し、不登校の問題などに取り組んできました。
また、自身が不登校だった経験を元に詩画集「あかね色の空を見たよ」を出版するなど、不登校の問題に向き合ってきました。
堂野さんは、約3年前から活動拠点にしていた笠岡市の飛島に移住し、不登校の子どもの教育や島の活性化に尽力したいということです。
(笠岡市地域おこし協力隊./堂野博之さん) 「どうしても、子ども達の力が未来を担っていくことになりますから、しっかりそこで子ども達を育むことが一番大事になってくるのではないかなと思います」