2025年6月に新市長が就任した瀬戸内市が、大規模マルシェ開催に向けたプロデューサーなどを地域おこし協力隊の隊員として募集しています。
瀬戸内市では2025年6月、黒石健太郎市長が就任しました。岡山県内最年少の黒石市長が目指すのは「人が集い、手取りが増えるまちづくり」です。今回の地域おこし協力隊の募集は市長就任後最初に取り組んでいるプロジェクトの一つです。
瀬戸内市企画振興課によりますと、今回募集しているのは、瀬戸内市内での「大規模マルシェ」の開催に向けた創業プロデューサー2人と、地域商店などへWEBを活用したPRのやり方などを教えるWEBアドバイザー1人です。
「大規模マルシェプロデューサー」は瀬戸内市のJR駅前での開催を想定しているマルシェについて、食品店や農漁業を営む人たちが集まり、将来は月に1回程度の開催を目指せるようなにぎわいの拠点となるイベント作りをしてほしいとしています。
「WEBアドバイザー」はWEBでPRしたいけど「できていない・やれていない」小規模商店などに対し、WEBでのPRの入り口づくりとなるような支援をお願いしたいとしています。
瀬戸内市では現在、4人の地域おこし協力隊員が活動していますが、職種での募集は初めてです。
募集要件は性別を問わず20歳以上の3大都市圏をはじめとすると都市地域に居住している人などで、報酬と活動費として年間約400万円を瀬戸内市が支給します。
募集の受け付けは10月22日までです。黒石市長は「私も市外からの移住者で交通や生活面、牛窓の自然などに引かれて移住してきた。2026年度からはさらに多くの地域おこし協力隊を募集したいと考えていて、ぜひ力を貸してほしい」としています。
瀬戸内市のHPに募集要項を載せています。