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岡山県総社市からの支援に感謝 北海道からお米のプレゼント

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 北海道の地震被災地から豪雨被災地の岡山県総社市に支援に対する「恩返し」の米が届きました。

 26日午前9時、総社市秦の西仮設住宅に1台のトラックが到着しました。中に積まれているのは米です。

 総社市の環境観光大使を務めている登山家の野口健さんが、橋渡し役となり北海道から運びました。

(記者) 「届いたお米は北海道苫小牧市からのものです。総社市が地震の支援で毛布1000枚を送ったことで恩返しとして送られてきました」

 総社市が送った毛布1000枚は苫小牧市を含む4つの自治体に届けられました。

 苫小牧市はお返しに地元産の米「ななつぼし」500キロを総社市に送ることを決め、26日はそのうち100キロが届きました。

(総社市/片岡聡一 市長) 「被災地が被災地を支援するということについて賛否両論あったと思いますが、今では本当に北海道を支援してよかったと。それに苫小牧市長が応えてくれたと思うとジーンと来ます」

 この仮設住宅は東日本大震災の後、福島県いわき市で使われていた木造住宅11棟を移設したものです。

 9月15日から入居が始まり50人が生活しています。

(野口健さん) 「やっと避難所から仮設住宅に入れて、自分たちであったかいお米を炊けて食べられるというのは特別なこと。温かいお米を食べていただきたいなと思っています」

(お米を受け取った人はー) 「地元のお米とは違った味がしていると思いますのでよくかみしめていただきます。同じ被災地同士でこんなに助け合っていけるもんだなと思ってありがたいです」

(苫小牧市が実家の女性はー) 「苫小牧市近辺はとても大きい災害の被害を受けているので、その中でお返しということをこんな早々にいただけるというのはとてもありがたいことだと思います。私たちのほうが先に前を向いて、復興に向けて、一歩でも先を歩かなきゃいけないのかなと思います」


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