訪れたのは、日本人の就活生だけではありません。来年春卒業予定の学生を対象にした合同企業説明会が、岡山市で開かれました。
岡山市やハローワーク岡山が開いた「就活フェスタ 秋の陣」には、岡山県内に事業所がある約45社がブースを出しました。
10月半ばを迎えても、十分な人数を採用できていない企業もあり、採用担当者は訪れた学生に熱心に仕事内容などを説明していました。
（記者） 「説明会にはスーツを着た学生だけではなく、私服の外国人も参加しています」
（ベトナム人留学生はー） 「（日本で）就職したいです」 「（日本は）便利とか仕事多いとかベトナムあまりないし、（給料も）ベトナムは半分ですね」
外国人留学生は卒業後、仕事が決まっていれば就労資格で日本に残ることができますが、卒業から1年経っても就職できなければ在留資格を失います。
外国人留学生は、日本の学生に混じって話を聞き、「採用されたらまずはどんな部署で働くのか」などと尋ねていました。
人手不足に悩む企業は、外国人の就職活動をどのように受け止めているのでしょうか。
（採用担当者はー） 「外国人の方、留学生の方これからどうしても人手が不足していく中で大切な戦力、コミュニケーションが取れるところで活躍してもらいたい」 「日本人の文化と外国人の文化というのが違うところが出てくると非常に困るので、できれば弊社としては日本人の方を募集したいと思っています」
