香川県多度津町の酒造会社で、新酒の「初しぼり」が行われました。
西野金陵の多度津工場で行われた「初しぼりの儀」には、関係者ら約60人が出席しました。作業の安全と上質な酒の生産を祈って、搾りたての新酒を奉納しました。
新酒は、香川県三豊市で収穫した酒米「オオセト」を使って10月17日から仕込みました。 米は8月の猛暑と9月の日照不足が心配されましたが、よい仕上がりだということです。
(西野金陵/酒井史朗 製造課長) 「フルーティーな香りがリッチなお酒になったと思います。どんどん寒くなってくると思いますので、季節の食材と合わせてお召し上がりいただけたらと思います」
新酒は、11月23日から香川や岡山のスーパーなどで、約5万1000本を販売する予定です。