介護報酬を不正受給していたとして香川県は、丸亀市のデイサービス施設を12月から半年間の運営停止処分にしました。
19日付で、12月19日から半年間の運営停止処分が決まったのは、丸亀市の「特別養護老人ホーム華デイサービス」です。
香川県によりますと、この施設は、勤務実績表を改ざんするなどして、事務職員が介護福祉士として勤務しているように見せかけたほか、実際にはいない専従の看護職員が勤務していたように見せかけました。
そして、おととし4月から今年5月までの合わせて約190万円の介護報酬を不正受給しました。
今年5月に県が定期的な指導を行った際、提出されていた勤務実績表と、施設にあった職員の担当表などに違いがあったことに気づき発覚しました。
不正な請求を受けた丸亀市など4市町は、施設側に対し、加算金を上乗せした額を請求する方針です。