国宝の日本刀「山鳥毛」の購入プロジェクトを進めている瀬戸内市の武久市長が、岡山県の伊原木知事を訪問しました。
瀬戸内市は11月1日から「山鳥毛里帰りプロジェクト」を行っています。
国宝に指定されている「山鳥毛」は、約800年前に現在の瀬戸内市長船町で作られた日本刀で、上杉謙信の愛刀としても知られています。
瀬戸内市は現在、個人が所有している「山鳥毛」を購入するため、約5億円の費用を個人や企業からのふるさと納税などで集めようとしています。
13日までに4600万円あまりが集まったということですが、瀬戸内市は、さらに支援の輪を広げるため、県にもPRなどへの協力を依頼したということです。
(瀬戸内市/武久顕也 市長) 「順調に滑り出したかなというところですけど、先はまだまだ長いですから、これから引き続き精力的に声かけ、お願いにあがらせていただきたい」