JA全農が、中四国7県の農薬の在庫管理などを一括で行う物流センターを、岡山市に設置しました。
岡山市南区に完成したJA全農の「中四国広域物流センター」です。中国地方5県と徳島と愛媛の合わせて7県を対象に、これまで地域ごとで行っていた農薬の仕入れと在庫管理、各農家へ配送するための仕分け作業を一括して行います。
JA全農が行う農薬の供給は、7県合わせて年間平均約95億円で、近年は物流コストの上昇や配送ドライバーの不足が課題となっています。
「中四国広域物流センター」は12月3日から稼働し、在庫管理と配送作業の効率化とコストの削減を目指します。
(JA全農/久保田治己 常務理事) 「我々扱う方も効率的になりますし、メーカーさんの方も効率的になる。双方にとってメリットがあるということで、購買上も非常にメリットが出るというふうに確信してございます」