久しぶりの再会です。岡山市や倉敷市などの岡山県の多くの小中学校で、3学期の始業式が行われました。プレハブ校舎で授業を続ける川辺小学校では、兄弟2人が戻ってきました。
倉敷市真備町の川辺小学校は、約3キロ離れた薗小学校のプレハブ校舎で3学期を迎えました。全校児童279人中263人が送迎やバスで通学しています。
教室に入ると友達と話をするなどして、大盛り上がり。中には半年振りに川辺小学校に戻ってきた児童もいます。4年生の田口怜壱くんと2年生の宜伸くんです。久しぶりの教室に緊張しながらも楽しそうです。
(川辺小学校に戻ってきた 田口宜伸 君) 「(Q.久しぶりに友達と会ってどうだった?)よかった」
始業式では、全校児童の前であいさつをしました。
(川辺小学校に戻ってきた 田口怜壱 君) 「これからもよろしくお願いします」
(川辺小学校/本多卓郎 校長) 「田口くん2人戻ってきてくれましたね。友達を大切にしているみなさんですから、この279人で3学期がスタートできたこと、一緒に頑張っていきましょう」
西日本豪雨のあとに20人が転校し、戻ってきたのは田口兄弟が初めてです。
(川辺小学校に戻ってきた 田口怜壱 君) 「めっちゃおもしろい話とかしたので、楽しかったです。みんなと仲良く楽しく生活していきたいです」
川辺小学校には1月下旬にも、転校した児童が帰ってくる予定だということです。