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おかゆを炊いて作柄占う「粥管祭り」今年は心配な結果に…岡山・吉備中央町

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 おかゆを炊いて今年の作柄を占う、伝統の「粥管祭り」が岡山県・吉備中央町で行われました。今年は、少し心配な結果が出てしまいました。

 「粥管祭り」は、吉備中央町の神護寺に江戸時代から伝わるとされる伝統行事です。まずは、境内に4本の竹を立てて結界を作ります。大釜には米と大豆、印をつけた竹筒4本を入れて約40分、強火で炊き上げます。竹筒は、それぞれ稲の品種や畑作を意味していて、筒の中に入ったかゆの粒が多いほど作柄が良いとされています。

 今年は「畑作」が一番よく、稲作では早く実る品種の「早稲」がよいと出ました。しかし、「中稲」と「晩稲」の中は空っぽ。1粒も入っていないのは、とても珍しいそうです。

(吉川本地堂等文化財保存会/石原昭二 会長) 「占いしてこんな結果が出たもんで、心配はしております。良い年であってほしいです」

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