岡山市は、去年7月の西日本豪雨で支援制度を申請していない被災者300世帯以上を訪問して、支援申請を勧めることを決めました。
被災者支援本部会議には、大森市長や各部局の局長ら約20人が出席しました。会議では去年7月の豪雨災害について、被災者の生活再建の進捗状況などが報告されました。
その中で、市は1月、床上浸水などの被害を受けた約5400人に支援を案内する文書を送り、60人ほどが義援金などの支援申請をしていないことがわかりました。支援漏れを防ぐために、市では2月中旬から義援金や市税減免などの申請をしていない被災者を訪問することを決めました。対象は現時点で322世帯を予定しています。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「まだ一部の方については、完全に戻っていないという状況なので最善を尽くしたい」