岡山市の新年度当初予算案がまとまりました。防災・減災対策に力を入れ、災害に強い岡山市を目指します。
岡山市がまとめた新年度一般会計当初予算案は総額3310億円あまりと過去最大です。
西日本豪雨の災害復旧費に6億5000万円、防災・減災対策事業については前の年度の約15倍となる14億7000万円をあてています。
結成率が5割に満たない自主防災組織の結成促進や、浸水対策で排水ポンプの設置などを行います。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「特に今回強調したいのはソフト。いざ災害があったとき対応できるような岡山にしていきたい」
また待機児童対策として保育士の確保に力を入れる方針で、宿舎の借り上げや奨学金返済の支援を新たに始めます。
新年度当初予算案は、20日開会する2月定例岡山市議会で提案されます。