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7カ月ぶりに豪雨被災の保育園が再開 卒園式を思い出の園舎で 岡山・矢掛町

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 7カ月ぶりに園児たちが帰ってきました。去年の西日本豪雨で浸水被害を受けた岡山県矢掛町の保育園が18日再開しました。

(園児のお父さんはー) 「おはようございます。(Q.久しぶりですね)そうですね、でも覚えているみたいです」

 矢掛町立中川保育園に子どもたちが通うのは去年7月の西日本豪雨のあと初めてです。

(園児の保護者はー) 「きれいになっていてビックリしました。友達に会えなくて寂しがっていたのでよかったと思います」 「近くなったしやっぱり慣れたところなんで子どもらも喜んでいる感じ」

(受付をしていた保育士はー) 「(Q.久しぶりにみんなの顔を見たら)なんか離れ離れだったので、あいさつするのも上手になっていたりとか自分のこととかきちんと言えるし、持ち物の片付けもできるし、すごいって成長を感じます」

 中川保育園のすぐ横を流れる小田川は、去年7月の西日本豪雨でその堤防が決壊しました。

(記者) 「小田川の決壊によってこちらの保育園ではこの高さまで水に浸かりました。その後、壁や床を改修してようやく再開にこぎつけることができました」

 豪雨で、保育園は泥にまみれ、エアコンなどの設備やおもちゃもほとんどが使えなくなりました。

(中川保育園/田中文恵 園長) 「おはようございます。きょうから中川保育園で元気に遊びましょう!(ハイ)」

 中川保育園に通えない間、76人の園児と保育士は町内2つの保育園に分かれていました。

 そんな中、3月の卒園式までの復旧を望む声が多くあがり、急ピッチで作業を進めた結果、1月に改修工事が終わりました。

(中川保育園/田中文恵 園長) 「卒園式をこの園でできるということが本当にうれしいです。中川保育園にいつもの元気が帰ってきたということで本当にうれしかったです」


 再開初日の18日はみんなで一緒に給食を食べていました。

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