西日本豪雨で川が決壊し大きな被害が出たことを受けて、倉敷市の伊東香織市長が国に対して、河川改修工事の大幅な工期短縮などを要望しました。
倉敷市の伊東市長は、首相官邸を訪れました。
7月の西日本豪雨で倉敷市では小田川などが決壊。6000棟近くの住宅が被害に遭い、52人が犠牲になりました。
国は治水対策として、小田川と高梁川の合流部分の大規模な改修工事を計画、2028年度の完成を予定しています。
5日、伊東市長は菅官房長官に対して、事業の予算を大幅に増やして工期を半分以下にするとともに、二度と決壊しないよう堤防を厚くすることなどを要望しました。
(倉敷市/伊東香織 市長) 「政府として、今問題意識を持って検討しているとおっしゃっていただきました。要望の趣旨は、わかっていただけたと思う」