倉敷市真備町で開かれていた被災した住民が集うイベントが、5日、ひとつの区切りを迎えました。
倉敷市真備町岡田の公民館で開かれた「おしゃべりカフェ」には、住民約100人が集まりました。地区の社会福祉協議会が去年12月に始めたもので、今回が7回目です。
(自宅を改修した人(78)) 「やっぱり来るのが楽しみですね。みんな顔を見たらわかるからね」
(みなし仮設住宅で暮らす人(76)) 「さっきも自分が住んでいたところに行ってきた。更地を見に。すると今そこに帰って来られている近所の方がおられて、話も弾んだりして帰って来いとも言われたし。こういう場は必要です」
被災した住民が集い、情報交換する貴重な場でしたが、4月、公民館の改修工事が始まるため「おしゃべりカフェ」は休止することになりました。存続を求める声が多いため、社会福祉協議会は改修が終わる夏以降に再開させる方針です。