17日行われた、卓球Tリーグ・プレーオフファイナル。初代王者をかけて岡山リベッツは、東京と対戦しました。
(記者) 「Tリーグプレーオフファイナル決戦の両国国技館には、続々と観客が集まってきています」
5000人以上が詰めかけた大一番には、岡山からも応援団が駆け付けました。
(岡山からファンはー) 「選手みんなの最高の笑顔が見たいです」 「森薗選手に頑張っていただいて、ダブルスをまず取ってがんばってほしいです」
まずはそのダブルス。レギュラーシーズンでは東京に負けなしの上田・森薗ペアが登場します。しかし1ゲーム目を落とし、2ゲーム目もリードを許す苦しい展開。今シーズン、何度も苦境を乗り越えてきた最強ペアは試合中、「早めの勝負」を仕掛けることを確認します。
これで息を吹き返した2人は、ゲームカウント2対1で逆転勝利。チームに勢いを与えます。
突き放したいリベッツは第2試合に世界卓球日本代表の吉村和弘を投入。力と技のぶつかり合いに両国国技館は大歓声に包まれます。
東京は残る2試合に水谷、張本の2枚看板を残すため何としてもこの試合を取りたいリベッツですが…最後はカットマン・候(ほう)の技に沈み惜しくも敗戦。
続く第3試合も落とし、第4試合では森薗が張本に及ばず。岡山リベッツ、惜しくも初代王者を逃しました。
(岡山リベッツ/白神宏佑 監督) 「岡山のファンの方々、(TVなどで)見られている方応援ありがとうございました。本当に優勝したかったんですが残念な結果に終わってしまいました。ですが、来季はまたぜひ岡山リベッツがんばりますので、今後とも応援の方、よろしくお願い致します」