智弁和歌山高校野球部で昨年まで監督を務めた高嶋仁さんが、岡山市の大学で教授になって初めての講義をしました。
(高嶋仁さん) 「迷ったらだめですよ。決めたら一直線に行かないとだめ」
48年の指導者生活に去年ピリオドを打った高嶋仁さん。名門、智弁和歌山高校などを率いて甲子園最多出場、最多勝利などの記録を持つ高校野球界屈指の名将です。
今年度から環太平洋大学の教授を務める高嶋さんは、将来スポーツの指導者などを目指す学生に、自分の指導論を熱く語りました。
(高嶋仁さん) 「一生懸命行ったら捕れる、力を抜いたら捕れないそういう所に(ノックを)打つわけです。だから少しずつ少しずつ(選手の)守備範囲を広くしていくわけです。それは監督のノッカーの技術です」
高嶋さんはこれから月1回程度、講義を行うということです。
(高嶋仁さん) 「色んな勉強をしながらいってほしいと思います。どんな事態が起こっても、それに対応できるような指導者であってほしい」