5月は極端に雨が少なく、高知県の早明浦ダムの貯水率が下がり続けています。20日以降、早い段階で香川用水の第2次取水制限に入る見通しとなりました。
早明浦ダム周辺では17日現在、平年の5月、1カ月分の10%程度しか雨が降っていません。午前0時現在のダムの貯水率は50.8パーセントで平年の95パーセントを大きく下回っています。 ダム周辺では18日以降、雨が降る予想ですが、貯水率は大幅に回復しないとみられています。
吉野川水系水利用連絡協議会の幹事会が高松市で開かれ、5月22日にはダムの貯水率が、45パーセント程度まで下がる見通しが示されました。
17日現在、香川用水への供給量を20パーセントカットする第1次取水制限中ですが、20日以降、早い段階でカット率をさらに上げて第2次取水制限に入る見通しです。