瀬戸内国際芸術祭の効果もあり、高松市には海外から多くの観光客が訪れています。外国人旅行者が地震などの災害にあった時にどう対応するべきかを説明したパンフレットが完成し、駅などに設置されています。
パンフレットは、高松市と防災に取り組むNPO法人「SONAE-NET」などが共同で1万冊作りました。高松市のことでん瓦町駅や築港駅、高松港のフェリー乗り場などに置かれています。
パンフレットは英語・韓国語・北京語・台湾語に対応していて、地震や津波などの災害が起きた時の初動マニュアルを説明しています。 災害時の混乱を避けるため、避難場所などをイラストで表したピクトグラムの意味をよく理解することや、自分の身は自分で守るという意識で、水や飴、スマートフォン用の小型の充電器を常に携帯することなども書かれています。
(SONAE-NET/庵谷文博 主宰副理事) 「事前にこれを知ってもらって、自分で少し水をペットボトル1本持つとか、自分で備蓄する、そういう備えというか防災への備えを身につけてほしい」
このパンフレットは今後、JRの主な駅などにも置かれる予定です。