高松市で生まれたうどんチェーン店「はなまるうどん」が国内で500店舗を達成しました。さぬきうどんの知名度を全国的にも高めたその理由とは…。
国内外で500店舗を展開する「はなまるうどん」の1号店は2000年5月、高松市木太町にオープンしました。
(食べに来ていた人はー) 「やっぱり安いですね。量はもう私たちは少しでいいんで小なんですけどね。お値段は確かに安いです」
初出店の2年後には岡山や東京など県外にも出店。その翌年、2003年には全国で100店舗を突破するなど、さぬきうどんの知名度を全国的に高めていきました。
はなまるうどんが全国で支持されている理由の1つが特徴的なメニューです。
(記者) 「はなまるうどんは女性や健康を意識したメニューがあることが特徴です。すみません、サラダうどんください」
ニンジン、レタス、オクラがたっぷり乗った「コクうまサラダうどん」は女性を中心に大人気です。
(お店にきていた女性客はー) 「(Q.いつもはなまるうどんには来られますか?)そうですね、週に2、3回くらい」 「なんか結構、女性でも入りやすいというか、カウンターとかもあるし」
ほかにも、うどん1玉にレタス1個分の食物繊維が含まれる「はなまる食物繊維麺」を使用したり天ぷら粉に米粉を混ぜたりするなど健康に配慮した商品を提供しています。
はなまるうどんは2011年に中国に初の海外店舗を出店、今年4月に国内で500店舗を達成しました。 現在は、宮崎県と佐賀県をのぞく45都道府県と中国、マレーシア、インドネシアに店舗があります。このうち、香川県には14の店舗があります。
(はなまるうどん木太店/高木裕之 店長) 「もっともっとたくさん食べていただけるように、はなまるを知っていただけるように、歩いただけで行ける距離にはなまるを作っていきたいなと思います」
はなまるうどんは現在、「500店舗ありがとうキャンペーン」と題して、割引券やトッピング券があたるスクラッチくじを500円ごとに1枚を配っています。