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相次ぐA型事業所の閉鎖 倉敷市がこれまでの問題点や今後の課題をまとめる

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 岡山県倉敷市などでA型事業所が相次いで閉鎖し、多くの障害者が解雇された問題で、倉敷市が検証報告書をまとめました。

(倉敷市保健福祉局/藤原博之 局長) 「不備があったとは考えていません。福祉事業者が(不正に)お金もうけをするという認識が全く無かった」

 これまでの問題点や対応状況、今後の課題を倉敷市がまとめました。倉敷市では、2017年7月から去年12月にかけ、あじさいグループとフィルが経営する合わせて10のA型事業所が経営悪化などを理由に閉鎖され、500人以上の利用者が突然解雇されました。

 報告書では、今後事業者を指定する際、バランスシートなどにも踏み込んでチェックするなど審査を厳格にすることを検討するとしています。

 また、事業者向けに経営アドバイスやセミナーを実施し、指導を強化するとしています。倉敷市では今回の検証報告書を今後のA型事業の適正な仕組みづくりに活用する方針です。

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