岡山県倉敷市で、耐震性や断熱性に優れた建築材CLTを使った社員寮が完成し、竣工式が行われました。
日本ゼオン水島工場の社員寮の竣工式には、工事の関係者ら約20人が出席しました。 社員寮は、岡山県産の杉のCLTパネルを使った独自の構法で建築されました。CLTとは、繊維が直角に交わるように木の板を張り合わせた建築材のことで、耐震性や断熱性に優れます。
また、工場で一部を組み立ててから現場で施工するため工期が短いのも特徴で、現場での作業は22日間で終わりました。
(日本ゼオン 水島工場/小瀬智之 工場長) 「CLT構法で非常に強い構造になっていますので、安心して住んでもらえるという意味では、非常に良い建物ができたというふうに感じております」