15日から始まった違反建築防止週間にあわせて、岡山市が工事現場のパトロールを行っています。
岡山市北区久米の住宅地に建設中の5階建てマンションの工事現場では、岡山市建築指導課と消防局の職員が建物の中に入りました。
16日のパトロールは、緊急時に避難経路となる階段や廊下の確認が中心で、市の職員は建築基準法に従った工事が行われているかどうかをメジャーを使って細かくチェックしていました。
岡山市は16日に、建築中の戸建住宅やマンション店舗など約60カ所の工事現場を見て回り、結果を県に報告します。
去年のパトロールでは岡山市で6件の違反があり、すべて建築確認表示の看板の出し忘れだったということです。
(岡山市建築指導課/幸勲治 さん) 「今回のパトロール実施で、建築主、設計者、施工者の方に法令順守の意識を高めていただいて、違反建築の防止を図っていただきたい」