高梁川水系全体で災害に備える水害タイムラインの完成式が岡山県総社市で開かれ、運用が始まりました。
完成式には、高梁川流域の自治体や公共交通機関などの担当者らが出席しました。
高梁川水害タイムラインは逃げ遅れゼロ、被害の最小化に向け、国や自治体など41機関の役割や行動を取りまとめたものです。
台風や前線性降雨が高梁川流域に影響する3日前にタイムラインが立ち上がり、ダムの事前放流や陸こうを閉鎖する準備など、各機関が行動することになります。
(倉敷市/伊東香織 市長) 「しっかりと周知をしていきたいと思います、そして自分自身が逃げていく行動に向けてとにかく行動を起こしてもらうように努めていきたいと思います」
水系全体でタイムラインが策定されるのは全国で初めてで、13日から運用されます。