高梁川水系全体で災害に備える水害タイムラインの策定に向けた確認作業が、岡山市で行われました。
9つの市や町などの41機関で構成されている、検討会です。
(岡山大学大学院/西山哲 教授) 「去年の水害、ハードだけでは守れない、ソフト対策に頼らざるを得ない異常気象がそこまで来ています。そのソフト対策の要がこのタイムラインです」
高梁川水害タイムラインは逃げ遅れゼロ、被害の最小化に向けた防災行動計画で水系全体で策定するのは、全国初です。
11日はこれまでの検討会を受け、ポータルサイトの運用が発表されたほか、タイムラインに沿って各機関の行動をすり合わせるグループワークが行われました。
11日に出た意見をもとに最終調整が行われる予定で、高梁川水害タイムラインは13日に策定されます。