参院選の1票の格差を巡り、岡山で弁護らが選挙の無効を求め裁判所に訴えを起こしました。
原告や代理人弁護士は、広島高裁岡山支部に21日投開票の参院選・岡山選挙区の無効を求める訴状を提出しました。訴えによりますと、岡山県の有権者は最も少ない福井選挙区と比べて「0.41票」の価値しかないとしています。
今回の参院選では定数が1増えたのみで、岡山弁護団は、「都道府県にこだわっていては格差は是正されない」などと訴えています。
また、原告の40代男性は、「1票を投じているのに半分以下の価値しかないのは納得できない」と話しました。