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参議院選挙の「一票の格差」を巡る裁判 選挙無効の訴えを棄却「合憲」の判断 広島高等裁判所岡山支部

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 今年7月の参議院選挙の「一票の格差」を巡る裁判で、広島高等裁判所岡山支部は31日、選挙無効の訴えを棄却し「合憲」の判断を示しました。

 原告側は、今年7月の参院選で岡山選挙区の1票は福井選挙区の「0.41票」の価値しかないとして選挙の無効を訴えていました。

 31日の判決で広島高裁岡山支部の塩田直也裁判長は「直ちに違憲の問題が生ずる程度の著しい不平等状態が生じているとはいえない」などとして原告の訴えを棄却し、「合憲」と判断しました。

 一方、弁護団は「これまでの一票の格差の裁判の中で1番ひどい判決」として即日上告しました。

(弁護団/賀川進太郎 弁護士) 「期待していただけに最悪でも違憲状態いただきたかったので非常に残念です」

 「一票の格差」を巡る裁判で高松高裁は10月16日、「違憲状態」と判断しましたが選挙無効の訴えは棄却しました。

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