22日の朝、高松市の栗林公園で、樹齢約250年のマツが根元から倒れているのが見つかりました。
倒れていたのは、高さ約13メートル、直径約80センチのクロマツです。掬月亭の北側にあるクロマツ林で園路をふさぐように倒れているのを、来園者が発見しました。
(記者) 「折れた根元を見てみますと、腐って茶色く変色し、ところどころに穴が開いているのがわかります」
シロアリに食べられ空洞になっていた根元が腐り、雨で重くなった枝葉を支えられなくなって折れたとみられます。ほかに危険な木がないか、栗林公園の造園課は検査を行う予定です。
(栗林公園観光事務所造園課/宮崎智嗣 副主幹) 「明日から園路沿いの高い木を中心に約300本ほど打音検査を行って、樹木診断を行いたいと思います」