薬物の乱用を防ごうと、四国厚生支局が相談窓口などを記したリーフレットの作成を高校生に依頼しました。
高松工芸高校デザイン科の3年生14人が、リーフレットのデザインを手掛けました。 29日は、薬剤師会やJR四国、県など9つの機関の代表による選考会が行われました。
薬物は依存性が高く、検挙されてもやめられずに再犯に及ぶ人が後を絶ちません。そこで、薬物依存に悩む人や家族に相談先を知ってもらおうと手に取りやすいデザインを高校生が考案しました。
動物と人、みんなで支えあう作品には「ひとりじゃないよ」という思いが込められています。 ほかにも、天気と気持ちをかけた作品や大きな文字で直接メッセージを伝えるものなど高校生の豊かな発想が反映されています。
最優秀に選ばれた作品は、今年9月ごろに香川県の駅や薬局などで配布される予定です。