アルコールなど依存症についての学会が高松市で開かれ、関係者らが支援のあり方などについて意見を交換しました。
中国四国アルコール関連問題学会の香川大会です。依存症は人によって多様な背景があり、医療や福祉だけでなく司法や地域の関係者らが連携して支援にあたることが求められています。
パネルディスカッションには、弁護士や刑務所を出た人らを受け入れる自立準備ホームの代表らが登壇し、医療と連携して薬物依存の人に対応した事例などを紹介しました。
弁護士は「支援者ひとりひとりが架け橋となり、当事者を中心に有効なチームとして機能するつながり」を持つことが重要だと訴えました。
シンポジウムでは、岡山県にあるアルコール依存症の人を支える家族の会の会長らが登壇し、家族同士の自助グループの活動について共有しました。