発達障害について考えるシンポジウムが10日、岡山県倉敷市で開かれました。
発達障害について正しく理解してもらおうと社会福祉法人などが開いたもので、約180人が参加しました。
この中で、自身も発達障害がある砂長美んさんが講演し、子どもの頃から読み書きなどが苦手だったが、障害の困難さを周囲に理解されなかったことを話しました。障害に負けずに自立する砂長さんの生き方は、ドキュメンタリー映画でも紹介されています。
後半のシンポジウムでは、作業療法士や障害者を雇用している企業の社長も加わり、発達障害のある子どもが自立して生活できるよう促す「療育」の大切さを訴えました。