「自閉症」について理解を深めてもらおうと高松市で街頭パレードが行われました。
4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。香川県自閉症協会などが2012年から毎年行っていましたが、新型コロナの影響で5年ぶりの開催となりました。
今回は、自閉症の人や支援施設の職員ら約40人が、横断幕を掲げて高松市の商店街など約2.5kmを練り歩きました。
自閉症は、他の人の気持ちを理解したり言葉を適切に使ったりすることが苦手で、対人関係やコミュニケーションに困難さがある発達障害のひとつです。参加者は、チラシを配って理解を呼び掛けました。
(香川県自閉症協会/松原正子 さん)
「社会の中にはいろんな方がいらっしゃる。障害があっても頑張って生きているという部分で関心を示していただきたい」