昨年の西日本豪雨を受け、岡山県は障害者の災害時の避難行動計画、いわゆる「セルフプラン」の作成に取り組んでいます。障害者団体や当事者が岡山市で意見を交わしました。
中間報告会には自閉症協会や視覚障害者協会など、岡山県内の11団体や関係者が参加しました。 「セルフプラン」とは、障害者の災害時の避難行動や障害の状態を書き込むもので、県は今年度各障害者団体を通じて試験的に作成を進めています。
各団体は、プランに盛り込むべき記入項目や避難時の課題を発表しました。
(日本オストミー協会 岡山県支部) 「自分の障害に欠かせない物品、販売業者名を記入できる紙を用意しておくといいかと思います」
最も多かったのは、障害の種類や程度によって記入する内容が変わるため、障害ごとにフォーマットを分けるべきという意見でした。
県は来年2月までにフォーマットや作成手順の最終案を示す予定です。