岡山県新見市の大学生が、高齢者と一緒にソバの実の刈り取りを行いました。
秋晴れのもと、新見市神郷高瀬のソバ畑では黒褐色の実が熟し、秋風に揺れています。
ソバ刈りを体験したのは介護福祉士を目指す新見公立大学の1年生です。農作業を通じで高齢者が暮らす地域や産業への理解を深めてもらおうと、2016年から行われている刈り取り体験です。 ソバは今年7月、学生が高齢者と一緒に種をまいたものです。初めは戸惑っていた学生たちも高齢者に鎌を動かすコツを教えてもらいながら、丁寧に刈り取っていました。
(学生はー) 「ソバがたくさんなってくれて、本当に良かったと思っています」
(参加した高齢者はー) 「いろいろなことを知っているかぎり、伝えていこうと思っております」
専用の機械で脱穀したソバは乾燥させてそば粉に仕上げ、今年12月の「そば打ち交流会」で味わうことにしています。