沖縄県の首里城の火災を受け、香川県の浜田知事は県内にある文化財の防火・防災を徹底するよう関係機関に要請したことを明らかにしました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「県内の貴重な文化財を後世に継承していくために、所有者・管理者に対し自動火災報知機の設置等、防火・防災対策の徹底を呼びかけるとともに、引き続き指導助言を積極的に行っていきたい」
浜田知事が11月5日の定例会見で明らかにしました。
香川県によりますと、県内にある重要文化財のうち自動火災報知機が設置されているのは、国指定の46棟中35棟、県指定の14棟中12棟だということです。
首里城の火災を受け、文化庁も県教育委員会に対し文化財の防火の徹底を通達しています。