香川県教育委員会が今後の県立高校のあり方について有識者らの意見を聞く協議会が開かれました。
2021年度から10年間の県立高校のあり方を議論するものです。
香川県内の有識者や教育関係者で構成された委員が、ことし9月に県教委が発表した計画の素案について話し合いました。
素案には中学卒業生が減少していく中、特に減少が著しい東讃地区で現在4校ある高校を2校に統合する案や、社会の変化によって今後新たに生まれてくる職業に対応するための学科再編案などが盛り込まれています。
委員からは、これまでの協議会で話し合ってきたことが盛り込まれていることを評価する一方で、各項目に対する具体的な対策が見えにくいことや、教育の現場からも積極的な意見を吸い上げるべきなどの意見が出ました。
香川県教委では引き続き検討を行い、今年度中に計画の策定を目指しています。