2日未明、高松市の住宅で現金約2千万円などが奪われた強盗事件で、犯行グループは車で逃走したとみられることが新たに分かりました。
(近隣住民はー) 「こわいけん、ちょっと早めに散歩している」
(通勤で通る人はー) 「街灯はあるけど基本的には住宅街の中なので、わりと薄暗い道ですね」
2日午前0時半ごろ、高松市三条町の住宅に3人組が押し入り、住人の80代女性を縛ったうえ金庫などを奪い、現在も逃走しています。 金庫は据え置き型で、現金約2千万円や有価証券が入ってたということです。
警察は、重さのある据え置き型金庫を盗んでいることなどから、犯人グループは車で逃走したとみています。
(記者) 「被害にあった住宅のすぐ近くには、高松市街地と郊外を結ぶ県道が通っていて、車通りが多くなっています」
現場近くの県道沿いにある防犯カメラには、当時の映像が残っていました。 犯行の約30分前、2日午前0時ごろの防犯カメラ映像。画面には映っていませんが、現場の住宅は画面の右手前にあります。 犯行直前、午前0時25分からの5分間に少なくとも12台の車と自転車1台が通っていました。そして午前1時7分、警備会社から110番があり、パトカーが駆けつけました。
犯行が短時間だったことから、警察は計画的な犯行とみて犯人グループの行方を追っています。