岡山市が進める新アリーナ整備事業について理解を深めてもらおうと、市が18日、ワークショップを開き、整備予定地周辺の住民や事業者が参加しました。
岡山市北区問屋町で開かれた「まちづくりワークショップ」には、約20人が参加しました。
ワークショップでは、「新アリーナをきっかけに、どんな街にしたいか」などをテーマに意見が交わされました。
参加者は「交通ルールを守った上で路上駐車が認められている場所もあり、問屋町の文化の名残と言える。人が増えることで、そうした風景(特別な交通ルール)が失われていく可能性があるのは課題」と話しました。
別の参加者は「問屋町は“ごちゃまぜ”の文化が魅力で、いろいろなものが混在しているから面白い。何か一つに偏ると、その良さが失われるかもしれない」と指摘しました。
岡山市は北区野田に、約280億円をかけて最大1万人を収容できる新たなアリーナの整備を進めています。
岡山市は年間の来場者数を約46万6000人を見込み、経済波及効果は20年間で県内に2800億円以上にのぼると試算しています。
ワークショップの参加者は「とても有意義だった。他の人の意見も聞けたし、改めて説明を受けて、良い施設になると感じた」と話しました。一方で、「住民の立場としては、来場者の増加による駐車場不足や騒音などが懸念される」といった声もありました。
岡山市スポーツ振興課の藤澤しのぶ課長補佐は「住民の中には、人が集まってくればそれでいいと思えない方もいた。地域の皆さんと丁寧に話を進めていきたい」と話しています。