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就職フェアで復興後押し 西日本豪雨で被災の倉敷市真備町

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 昨年7月の西日本豪雨で大きな被害が出た倉敷市真備町で22日、就職フェアが開かれました。    倉敷市真備支所で開かれた「真備地区復興就職フェア」には、真備町に事業所がある19の企業が参加しました。

(記者) 「こちらのパン屋さんは去年の西日本豪雨で被災し、今年7月から立て直した新しい店舗で営業を再開しています」

 「パンポルト」は、製造分野で働く人を募集しています。

(パンポルト/戸澤 由加里 さん) 「タケノコを使ったクッキーとマドレーヌを製造しようと思っていて、焼き菓子を作ってくださる方を募集している」

 「パンポルト」は自宅兼店舗が浸水し、昨年9月からプレハブで営業を続けてきました。今年7月には建て直した店舗で営業を再開しスタッフを募集していますが、なかなか集まらないそうです。

 食品スーパーの山陽マルナカは、13日に真備店の営業を再開したばかりです。22日は、訪れた人に仕事内容を説明したり、希望の勤務時間を聞き取ったりしていました。

(山陽マルナカ/妹尾大輔マネージャー) 「なかなか予定通りにいっていないのが現状だったので、同じ真備の地区で頑張っていただける方をと思っております」

 真備船穂商工会によりますと、10月末時点で、被災した449の企業のうち約半数が通常営業に戻っています。しかし、働く人が集まらないことなどから、約3割が縮小営業、約1割が休業・廃業しています。

(仮設住宅で暮らす町民) 「倉敷市の水江の方に みなし仮設住宅で出てたんです。父親の方が真備に帰りたかった人だったので、(仕事が)見つかればいいと思いますけど」

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