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西日本豪雨で崩落した丸亀城の石垣に“新たな破損” 衝撃は「地中部分」にまで到達と判明 香川

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 3年前、西日本豪雨などの影響で崩落した丸亀城の石垣の修復工事の現場が報道陣に公開されました。石垣の破損が地中部分にまで及んでいることが分かりました。

 香川県丸亀市の丸亀城は、2018年に西日本豪雨や台風などの影響で三の丸や帯曲輪(おびぐるわ)の石垣が大きく崩れました。市は2023年度中の完成を目指して修復工事を進めています。

 修復のために石垣の取り外しを行う中で、崩落前に地中部分にあった「三の丸」の石垣に新たな破損が見つかりました。3年前の崩落の衝撃が地中部分にも及んでいたということです。

(記者リポート)
「地中に埋まっていた部分の石垣なんですが、2段目・3段目を見ると、いくつもひびが入っています。さらに、その下にも亀裂が続いています」

 さらに下の石垣からも破損が見つかるかもしれず、工事完了が遅れる可能性があるということです。

(丸亀市教委 文化財保存活用課/東信男 課長)
「ここまで割れるのかというか予想以上に傷んでいたので、平成30年度(2018年度)の崩落の影響というのはすごいんだなと改めて感じた。き損部分を確認しながら、修復工事を進めていきたい」

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