地域の生産者と高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを結びつける商談会が27日、岡山市で開かれました。
NEXCO西日本グループとトマト銀行が開いた商談会です。岡山県に事業所がある45社と高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでテナントを運営する15社が参加しました。
吉備サービスエリア上り線の杉田晃一支配人。自分たちだけで地域の良い商品を見つけるのは難しく、参加を決めたと話します。
(吉備SA上り線/杉田晃一 支配人) 「岡山をアピールできる商品ないかなとずっと探してはいるんですけど、今探しているのは雑貨類ですかね」
(記者) 「吉備サービスエリア上り線の売り場です、並んでいる商品の多くは岡山県や近隣の県の洋菓子や和菓子です」
年間約80万人が利用する吉備サービスエリア。土産物の8割程度が菓子類で、雑貨類は1割以下です。集客数や売り上げも徐々に減っているため、雑貨の種類を増やしたり売り場を広げたりして客1人あたりの単価アップにつなげたいそうです。
岡山県産の素材を使った雑貨を製作している岡山市の企業が、杉田支配人との商談に臨みました。
倉敷帆布や備前焼を使ったマグネット・キーホルダーなど普段使いしやすい女性向けの商品が並びます。
(企業担当者はー) 「地場産業って工芸とか民芸とかが多かったと思うんで、日常に女性が使えないんですよね」
(吉備SA女性スタッフ) 「毎日付けます。女の子はこれはうれしい。こういうの」
(杉田晃一 支配人) 「女性2人も非常に食いついてましたので、商材として面白いと思います」
(参加企業はー) 「(SAで)色んなジャンルの方に見ていただけるのはうれしいですよね。地場産業を身近に感じてほしい」