高速道路の料金所を狙った強盗を想定した訓練が行われ、警察やNEXCOの職員がそれぞれの動きや役割を確認しました。
高松自動車道の引田料金所で行われた訓練には、NEXCO西日本や警察などから約40人が参加しました。今回は、ナイフや銃を持った強盗犯が料金所の職員を人質にとって、事務所の金庫から現金を奪ったという想定で行われました。
(記者) 「通報を受けた警察官が、詳しく犯人の特徴を聞いているところです」
今回の訓練では、料金所の職員が警察官に正しく情報を伝えるための工夫もしていました。
(料金所の職員はー) 「記憶が多分あいまいになると思って、手にすぐマジックでバーっと書いて」
引田料金所では多いときに5人の職員が事務所で待機しています。しかし、実際にブースに入るときは1人になるため、早く検挙するには警察へのすばやい通報と職員の連携が大切になります。
(料金所の職員はー) 「犯人が顔は隠してるなっていうのは覚えてるんですけど。じゃあマスクで隠してたのか、サングラスなのかっていうのを覚えてないです、そういうのはやっぱりあやふやになってましたね」
(西日本高速道路サービス四国引田料金所/寺井一郎 所長) 「映像も常に事務所で見るようにしてますので、変な動きはないかとか確認ですね。今後、継続してやっていこうかなと思っております」
NEXCO西日本のエリアでは2017年、淡路島の料金所を狙った強盗事件が起きています。