500年以上の伝統がある岡山市の西大寺会陽(えよう)。2019年も、1万人の男たちが福を呼ぶといわれる「宝木(しんぎ)」を奪い合いました。その結果、平成最後の宝木をつかみ取った福男たち。福男には本当に「福」が来たのか、直接聞いてみることにしました。
(福男/片岡宏之さん) Q. 「福」ありました? 「福男もきっかけになって、結婚を今年決めさせていただきました」
さらに…
(福男/小峰直人さん) 「会陽の1カ月後に子どもが生まれまして。男の子なんですけど」
確かに福男に『福』は来てました。
(小峰直人さん) 「会陽にあやからず、『りくと』という名前をつけました」
(小峰直人さん) 「(片岡は)初めて見とるよな、仲は良いんですけど、仲良すぎて僕の妻によく怒られて」
(片岡宏之さん) Q.早く会いたい? 「いるいるとは聞いてるんですけども、本当にいるのかどうか」
Q.どうやったら『福』が? (片岡宏之さん) 「師匠の言葉を引用するなら、福が舞い込んでくるのは、他人の力じゃなくて、自分がどれだけ努力するか。『福男に頼るな』というのは言われています」
Q.会陽に使う“ふんどし”はどうしているの? (福男/小峰直人さん) 「いつも会陽が終わったら、次の日、天日干しして来年まで大切に保管しています。洗ったらケガするという験担ぎなんですけど、まだ一度も洗ってなくて…。汚くはないです! 土がついていたら、ちょっとかっこいい…これ、かっこいい言ったらたぶん怒られるわ(笑)『そんなんじゃいかん』って、カットやな、これカット」