2018年7月の西日本豪雨で校舎が浸水し、別の小学校に建設した仮設校舎で学んでいた倉敷市の小学校で20日、終業式が行われました。
倉敷市真備町の川辺小学校の児童たちは、2018年10月から薗小学校に建てられたプレハブ校舎で学んでいました。浸水した校舎の復旧工事が終わったため、プレハブ校舎とお別れです。
(川辺小学校/本多卓郎 校長) 「1月8日には、元気なみんなと川辺小学校で会えるのを楽しみにしています」
元の川辺小学校に戻る引っ越し作業のため、少し早めの終業式となりました。式の後、川辺小学校の児童はこれまで一緒に生活した薗小学校の児童と感謝の会を開きました。
(薗小学校の児童はー) 「気が付けばあれから約1年経ってしまいました。再びどこかで出会える日を楽しみにしています」 ゲームをするなど最後の交流を楽しんだ児童たち。約1年2カ月、共に過ごした学校生活でかけがえのない思い出と仲間を作ったようです。
(川辺小学校の児童はー) 「薗小の人が1年間運動場貸してくれたりしてうれしかったから、これでお別れするのは」 「気持ちだと90パーセントが寂しい。(Q.あと10パーセントは?)早く学校に戻りたい」