四国電力は、愛媛県の伊方原発で1月に相次いだトラブルについて原子力規制庁に説明しました。
愛媛県の伊方原発では、定期検査中の3号機で1月、制御棒を誤って引き抜いたり電源が喪失したりと相次いで3件のトラブルが起きました。
原子力規制庁は、原発で起きたトラブルについて調査状況を説明する「公開会合」を発生から1カ月以内をめどに行うことを義務付けています。
12日、東京で開かれた「公開会合」では、四国電力が1月のトラブルについて調査方針などを説明しました。 これに対して、原子力規制庁からは、トラブルの原因や今後の調査スケジュールについての質問がありました。
四国電力は「現時点で原因はわからない」としていて設備や作業に問題はなかったか、引き続き調査を続ける方針です。