地域の人たちが持ち寄ったひな人形を飾るひな祭りが岡山県新見市で開かれています。
今年で10回目を迎える「哲西きらめきひな祭り」です。地域の人たちが先祖代々伝わるひな人形を持ち寄って飾っていて、竹に入ったものや子どもが手作りしたものなど約800点が展示されています。
圧巻は、ずらりと並ぶ土で作られた「三次人形」です。広島県三次市の伝統民芸品で子どもの成長を願ってひな壇に飾ります。新見市哲西町にも縁起の良い風習として伝わっていて、約40年前まで男の子には天神様、女の子には女性の人形を贈っていたそうです。
「哲西きらめきひな祭り」は3月3日まで新見市哲西町で開かれています。