新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け27日、安倍総理大臣が全国全ての小・中・高校と特別支援学校について3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請しました。 岡山県は原則全ての県立学校について休校を決めましたが、一部の自治体では授業を継続する方針です。
岡山県は28日、対策本部会議を開き、原則全ての県立学校69校について、3月2日から春休みまで休校することを決めました。特別支援学校については、3月2日以降も1週間程度は必要に応じて児童や生徒を預かるなどの対応を取るよう求めています。
また、岡山市や倉敷市など県内25の市町村も小・中学校などの休校を決めました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「それぞれのご家庭、お勤め先のご理解、協力いただいて何とか乗り切っていかなければならない」
一方、井原市は市内の小学校13校については春休みに入るまで、通常授業を続けると決めました。
(井原市教育委員会 学校教育課/今井浩 課長) 「共働き世帯への影響を考慮しました。給食も提供できるし児童の栄養管理、健康管理もできると」
また、美作市も市内の小・中学校14校で通常授業を行うとしています。